「なになに? 今度こそ書ける事っ?」
「ああ、『ナニがすこぶるデカい』って書いておけぇ」

 ククッと笑って言ってやると、ディーノはペンとプリントを放りだして、俺の腕を引っ掴む。

「──…っ!」

 そのまま一気に押し倒されて、天井と、揺れる金髪を目にした。
 へなちょこのくせに…どうやら、少し怒っているらしい。

「何だよもうっ! 俺には外見しかねーのかよっ!?」
「ねぇよ」
「──…ッ!」

 俺の即答に、奴は随分と悔しそうな顔をして──そのまま襲いかかってくる。

「……っぁ」

 首筋に唇が当たると同時に、指先で胸を撫でられた。
 コイツは物覚えが良くて、俺が過去に反応した部分を的確に学び取るから…本気になられると結構きつい。

「ぅっ、ぁ……」

 マナーも悪くなくて、痕が残らない程度に肌を……そっと、舐めるように吸ってくる。

「スクアーロ……ッ、スクアーロ……」

 声もいい。
 甘いけど、熱っぽくて──…。

「──…ディー…ノ」
「スクアーロ……」
「っ、ぁ……」

 力が抜ける──…何だって今夜はこう──
 コイツが長所長所としつこいから、どこがいいのか…つい考えて──

「……へなちょこ……もう一つ、あるぜぇ」
「んぅ? 何?」

 俺の乳首にチュゥッと吸いついていたディーノは、腕立て伏せでもするように顔を上げた。

「セックスが…いい──…巧い」
「──ぇっ!? ほ、ほんとにっ!? サイズ任せじゃなくて!?」
「ああ、短期間でえらく上達したぜぇ」

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HOUSEKI-HIME N